TAKUMI’s blog Written by TAKUMI

vol.35【ビジネス文書・論文は「話し言葉」より「書き言葉」】まとめ

THOUGHT


オフィシャルな文章で話し言葉を使わないこと

ツイートのとおりで、話し言葉は避けるようにしましょう。
理由としましては、話し言葉が混在すると、文章が幼稚になったり、言葉の無駄が増えるからです。

    【話し言葉】・・・会話の際に使う言葉。「どっち」「ちゃんと」など。
    【書き言葉】・・・文章に用いる言葉。「どちら」「きちんと」など。

具体例をご紹介

まずは悪い例を掲載します。

朝、電車が止まってしまい、会社に遅刻しそうになったから、マジであせりました。それから、乗り換えたバスも渋滞に巻き込まれ、「ヤバい」と思って、次のバス停で降りて、会社まで全力疾走しました。

続いて良い例も掲載します。

朝、電車が止まってしまい、会社に遅刻しそうになったため、本当にあせりました。また、乗り換えたバスも渋滞に巻き込まれ、「このままでは遅れる」と思い、次のバス停で降りて、会社まで全力疾走しました。

上記の感じですね。
悪い例は友達や身近な人間と会話をする話し言葉になっています。
良い例は書き言葉で構成されているので、大人っぽい印象を感じます。

「マジ」「ヤバい」など、つい使ってしまう話し言葉のほか、「〜から」といった接続助詞や「それから」のような接続詞も話し言葉ですので、注意が必要です。

話し言葉から書き言葉への言い換え例

  • いろんな → いろいろな
  • 〜から → 〜ので
  • 〜けど → 〜けれど
  • 〜けど → 〜だが
  • 〜してる → 〜している
  • じゃあ → では
  • 〜じゃない → 〜ではない
  • それから → また
  • ちっとも → 少しも
  • でも → しかし
  • 〜なんて → 〜などは
  • マジで → 本当に
  • 〜みたい → 〜のよう
  • やっぱり → やはり