vol.35【ビジネス文書・論文は「話し言葉」より「書き言葉」】まとめ
vol.35【ビジネス文書・論文は「話し言葉」より「書き言葉」】
【話し言葉】・・・会話の際に使う言葉。「どっち」「ちゃんと」など
【書き言葉】・・・文章に用いる言葉。「どちら」「きちんと」など
ビジネス文書や、論文では【話し言葉】が混在すると、稚拙になります。#たくみのアウトプット
— たくみ@フリーターブロガー (@takumi_postman) August 3, 2021
オフィシャルな文章で話し言葉を使わないこと
ツイートのとおりで、話し言葉は避けるようにしましょう。
理由としましては、話し言葉が混在すると、文章が幼稚になったり、言葉の無駄が増えるからです。
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【話し言葉】・・・会話の際に使う言葉。「どっち」「ちゃんと」など。
【書き言葉】・・・文章に用いる言葉。「どちら」「きちんと」など。
具体例をご紹介
まずは悪い例を掲載します。
朝、電車が止まってしまい、会社に遅刻しそうになったから、マジであせりました。それから、乗り換えたバスも渋滞に巻き込まれ、「ヤバい」と思って、次のバス停で降りて、会社まで全力疾走しました。
続いて良い例も掲載します。
朝、電車が止まってしまい、会社に遅刻しそうになったため、本当にあせりました。また、乗り換えたバスも渋滞に巻き込まれ、「このままでは遅れる」と思い、次のバス停で降りて、会社まで全力疾走しました。
上記の感じですね。
悪い例は友達や身近な人間と会話をする話し言葉になっています。
良い例は書き言葉で構成されているので、大人っぽい印象を感じます。
「マジ」「ヤバい」など、つい使ってしまう話し言葉のほか、「〜から」といった接続助詞や「それから」のような接続詞も話し言葉ですので、注意が必要です。
話し言葉から書き言葉への言い換え例
- いろんな → いろいろな
- 〜から → 〜ので
- 〜けど → 〜けれど
- 〜けど → 〜だが
- 〜してる → 〜している
- じゃあ → では
- 〜じゃない → 〜ではない
- それから → また
- ちっとも → 少しも
- でも → しかし
- 〜なんて → 〜などは
- マジで → 本当に
- 〜みたい → 〜のよう
- やっぱり → やはり