TAKUMI’s blog Written by TAKUMI

vol.39【根拠を示す】のまとめ

THOUGHT


今回もサクッとまとめます。

客観的で信頼性の高い数字やデータで示す

説得力の文章は「論理的で正確」である必要がある。
不確かで、あいまいに書かれていると、読み手の中には納得できずに読むのをやめてしまう人もいる。

「論理的に正確」な文章にするには、根拠を示す必要あり。

研究、調査をデータ(数字など)で示す

〇〇会社のアンケート調査によると、目の疲れを感じている成人は80%にのぼった。

専門家の見解も紹介する

眼科医の△△先生も、「緑黄色野菜に含まれる色素成分、ルテインは目にいい」と言っている。

自分の体験を述べる

パソコンを長時間使うと画面がぼやけて見えます。そんなときには目をぐるぐる動かしたり、目薬をさすと改善します。

著名人の事例を紹介する

タレントの〇〇さんは、目を守るために、毎日の朝食で、緑黄色野菜を欠かさずに、食べているそうです。

資料(本など)から引用する

〇〇大学の△△教授は著書「〇〇◯」において、「果物の〇〇に含まれる××は目の疲労回復効果が期待できる」と書いています。

具体例も紹介

まずは悪い例から

健康のためには水をたくさん飲んだほうがいい。人の体は水でつくられているからだ。

この文章は、根拠があいまいで説得力がありません。一方で良い例はどうでしょうか。

良い例

健康のためには水を飲んだほうがいい。厚生労働省発表のデータによると、生活しているだけで1日に2.5ℓもの水分が失われている。食事中の水分や体内でつくられる水を差し引いても、意識して水を飲まないと1.2ℓの不足となる。

良い例では、根拠となる具体的な数字やデータの出所を示しています。

  • 「厚生労働省のデータによると、」
  • 「1日に2.5ℓもの水分が失われている。」
  • 「1.2ℓの不足となる。」

このあたりですね。

こういった数字の根拠を示すことで、水を多く飲んだほうがいいと納得できます。